似てはいけない 星を掬うって話

こんにちわんこ　黒ラブ陽南です

昨日、ワクチン3回目をチックンしてきたお母ちゃんは

熱が出る予感が満載で　夕方は散歩ができないかもしれないからと

朝の散歩をいつもより長めにしてくれた

洗濯してお布団干して　

2階は　ルンバ君に任せ　1階だけ　四角い部屋に丸く掃除機をかけ

任務完了　とばかり　

サンルームで読書開始

「星を掬う」って本　

いろんな母子があるんだな

自分も　いつまでも　親のせいで　こうなった

みたいなこと言ってんじゃねーよー　って

涙なんか流して読んでいた

子供のころから　本を読むのが大好きで

天気のいい日は　休み時間は外で元気に遊びましょう　とか　言われるのが

ちょっと苦手だったお母ちゃん

2週間に一度は図書館で5冊の本を借りてくる

何もしない時間が嫌なんだって

なら　もっと　働く時間を増やせば？　って

言われそうだけど

お家にいるのが　何より大好きな　ヒッキー

今くらいの労働時間で十分なんだとか

週に3日　9時から12時半までの勤務

月に2回　1時間の体幹トレーニング

それに加えて　このあいだから　

月に1回　声に出して読みましょう　に入会

それに眼医者　歯医者　エステ　床屋

なかなか忙しい。。。らしい。。。

２階から　お母ちゃんが　ルンバ君を呼んでいる声

ルンバ君って　怠け者で　すぐベッドの下とかに隠れて

サボってるんだよ

また、陣地に戻っていなかったらしい

なんと　ベッドの下に隠れていたとか

ぷりぷりしながら降りてきた

せまい我が家なんだから　自分で掃除機かけたらいいのにね

なんて言おうものなら　

陽南っ毛がなければ　掃除なんて月1でいいのよ

なんて　とばっちりくらっちまうから

横目でチラとみて　寝たふり

やあれやれ　怠け者はルンバ君なのか　お母ちゃんなのか

似たもの同士なんじゃね　って思う陽南なのでしたぁ

あざといってなあにぃって話

こんにちわんこ　黒ラブ陽南です

昨日　ちょっと寒かった陽南地方　

サンルームはぽかぽかでい気分

いつもは　お母ちゃんが座っている椅子に座ってみた

ほんとはいけないんだけどさ　

いつもの場所にいないのに気づいたお母ちゃん

私の姿は　背もたれですっかり見えなくて大慌て

神隠し？（って　いつの時代の人間なのかしら）

見つかってしまって　大慌て

急いで　自分の陣地に戻って寝たふり

そして　シッポを小さく超特急でパタパタ降り続ける

これはごめんなさいの合図

怒っていても　たいがい　これをやると笑い出しちゃう　お母ちゃん

ほれ　もう　怒ってないし

まったく陽南はあざといんだから　って　

あざとい？あざぁっすの親戚？

お留守番の時に座ればいいかって　考えている陽南なのでしたぁ

淋しいのはって話

こんにちわんこ、黒ラブ陽南です

昨日は　起きたら武甲山や　裏山の上のほうが雪化粧してた

今朝は　霜が降りていた

春になったんじゃあなかったんかい

そんな　えいぷりーるふーるな昨日は

クレママのお誕生日

このところ　一緒にお出かけする先々で　母子に間違えられてる

11歳違いの妹

そりゃあね、あやつは　いつまでたっても　おつむが子供だから

とか言ってるけど　ふふん

こんなにも多くの人に間違えられると

がっかりして　元気がないお母ちゃん

このところ　前にもまして鏡を見るのが怖いらしい

自分の母親にどんどん　似てくるような

それに　父方のおばあちゃんに似てきている気がするんだとか

お母ちゃんは　あんまり　自分の親が好きじゃあない様子

なるべく　関わらないように心がけていて

特に　母親とは　お父ちゃんが入院中に会ったのが最後

何度も　自分の母親を憎むのはやめようと

歩み寄りを試みてはみたんだけど　そのたんびに

グサッ　っとやられて

もう　いいんじゃない？　

親子だからと言って仲良くしなきゃあいけないわけじゃあないしって

自分を許すことにしたんだそうだ

親子って　難しいや

こないだ　優花が来たけど

お夕飯食べてけば　って勧めたのに

うちで食べるからいい　って　

自分の用が済んだら　さっさと帰って行った

優花に出した座布団にあたしが寝そべっていたら

陽南ちゃんも　優花が帰っちゃって寂しいんだね　とか言ってたけど

いやあ、座布団に座りたかっただけよぉ　

とは言えなかった　陽南なのでしたぁ

春はきたのかって話

こんにちわんこ　黒ラブ陽南です

頭下げすぎたぁ

昨日はあったかかったから

はんてんこも洗って

ファンヒーターの灯油をボイラーに移して

しまった　お母ちゃん

夕方から　寒くなって

7時からの　地区の班長会議にダウンコート着て行った

久々のお留守番

帰ってきたとき　いつもなら　大きな声で

わんこ、わんこ（お帰り、おかえり）　ってお出迎えするんだけど

その前に　意地悪されたから　黙ってた

ら　お母ちゃん　慌てて部屋に入ってきて

「あ～　生きてた　よかったぁ」って　

いつもわんこわんこ外にまで聞こえる声がなかったから

死んじゃったのか　と思ったらしい

もう11年も同じように全身をブラッシングして

脚を洗ってもらって　拭いてもらって

お家に入るのだけど

なんだか　左前脚　洗うのが嫌なのよね

つかもうとするから　遠くのほうによけたら

体調が悪い上に　心配事も重なって　イライラしてたらしく

ペシ　って　あたしをぶったの

そんなことだけで死んでたら　何回も生まれ変わらなきゃあじゃない

最近は菜の花の食べ放題コースがお気に入りで

行きに帰りに　必ず通るように　お母ちゃんを引っ張る

陽南ってば　眼が見えないのに　どうして　曲がり角がわかるんだろう

って　不思議がる　お母ちゃんは　

菜の花のコースを通らないように　

さりげなく違う道を行こうとするんだけど

違う　こっち　って　引っ張ってやる

今朝は違うコースを行ってみた

大根の花がきれいだよって言葉に　騙されたんだ

遠くのお山に　桜が咲いて　あんなところにも桜があるんだねってわかる

春だね　お出かけしたいね

イノシシが出るからって　しばらく　工業団地に行ってないけど

桜を見に行きたいな　ほら　　3年前の桜の下で撮った写真

イチョウの季節に食べそこなったパンケーキ食べに

みゅーぱにも連れてってもらわなくちゃだし

お父ちゃんの思い出がある　運動公園の桜も見に行こうよ

ついでに　近くのわんこテラス席OK　の

イタリア～ンにも行きたい

お父ちゃんがいなくなって

コロナが始まって

お出かけと言えば　病院だけになっちゃって

つまんない

春だよ　寒いけど

今朝なんか　霜も降りた陽南地方だけど

春は　来ているんだよ

小さかった　ティンちゃんも　この春から大学生

一人暮らし　大丈夫かな　

淋しいね

でも　大丈夫

あたしは　いつまでも　一緒にいるからね

でも　実を言うと

お気に入りのベッドで　一人で寝てるのが

一番好きな　陽南なのでしたぁ

それでも 今 幸せって話

こんにちわんこ　黒ラブ陽南です

今日は　サンルームでは暑いくらい

お母ちゃんは　はっくじょおうん　はっくっじょおおおおおうん　うるさい　

鼻の下が痛い　とか言いながら　ごみ箱はティッシュのお山

よしゃあいいのに　洗濯ものを大量に外干しし

おまけに　布団まで干してる

「だって　あんたが　布団の上で寝るから　臭いんだよ　

日光消毒しなきゃあだんべ」　なんて

失礼なこと言ってるよ

お天道様が顔を見せると　お布団干さないと

もったいない気がする　と　どこまでも　けちくさいお母ちゃん

おととい　お母ちゃんは　歯医者さんで　マウスピースを新調した帰り

昔々　お父ちゃんとよくデートした　パーラーで

優花と　ティン子ちゃんとランチしてきたんだと

生絞りレモンスカッシュに入っている　赤いサクランボ

お父ちゃんは　その茎を　口の中で結ぶことができたんだって

そしたら　なんと　ティン子ちゃんも　できるじゃあないの

おまけに　優花もできた

できないのは　お母ちゃんだけ

内緒なんだけど　それができる人は　キッスが上手って話があるんだとか

「それ　たぶん　嘘」って　お母ちゃんはきっぱり否定してたけどね

高校時代によくデートしてた場所で

この春から大学生になり　一人暮らしをする孫を前に

サクランボの茎を口の中で　もごもごしながら

時の流れの速さと確実さを　しみじみ思ったんだって

あたしがここんちの子になって11年

あっという間だった気がする

幸せはいつも　自分の心が決めるんだって　誰かが言ってた

だから　今も幸せ

ゆっくり　齢をとってね　って無茶なことを言うお母ちゃんに

上手なキッスで　お返事した　陽南なのでしたぁ

チョンぼりちょろりって話

こんにちわんこ　黒ラブ陽南です

朝のお散歩は寒いからって　お洋服着せられてます

このお洋服　かわいいんだけど　あたし　お洋服が苦手

必ず　少し　抵抗してみますが

「あら　そ　　じゃあ　お散歩行かなくていいんね」っていう

いけずなお母ちゃんのせいで　お散歩に行けず　ってなったらいやなので

着ていきます

寒い朝のお散歩は　いいことがあるんですよ

朝日があたると　この道

枯れた草の上の朝露が　お日様の光に当たると　七色に輝いて

歩くたんびに　キラキラ煌めいて

まるで　ダイヤ　サファイア　ルビー　トパーズ　アメシスト　トルマリン。。。

とか　色々　お母ちゃんが知っているけど持っていない宝石が

ゴロゴロ落ちているみたいな　夢の道になるん

写真には写らないのね　残念

哀愁漂う　美女の後ろ姿　(^^；

この尻尾の先

ここんちの子になった　11年前より　長くなっているんよ

だってね、ここんちに来たばかりのころは

夫婦そろて　アトラスお兄様のことべえ言ってて

やれ、

「アトラスのお耳は触ると　極上のビロードのようだった

それに比べて　この子の耳は　ラブにしやあ　小さかねえけ」とか

「アトラスのシッポは　もちっと長かったいね

それに　太かったし

そんでもって　ちっさな男の子を転ばしちゃうくらいの力があったいね

この子のしっぽは　なんだか　ラブにしちゃあ　短けえような気がしねえけえ？」だの

アトラスお兄様がこの世で一番なラブで

人間界で言うと　「福山雅治と　木村拓哉を足して割らない」　

ってくらいなかんじなんだとか

だからね　あたしは　がんばって　少しずつ

三角お耳だったのを　ぱたぱた動かして　大きくし

尻尾は　頑張って先っちょの毛を　伸ばしてみたん

で　あるとき　お父ちゃんが　

「あれ、陽南ちゃんのしっぽ　少し　長くなってる？」って　気づいてくれて

「え？　あれ　ふんとだ　ちょんぼりちょろりんなってるね」って

二人して　喜んでくれたん

いまだに　11年半前に　お空組になったアトラスお兄様を　思いだしちゃあ

泣いている　お母ちゃんだけど　

「陽南がいるから　大丈夫

人間もわんこさんも　顔じゃないからね

陽南もかわいいよ」　って　複雑なことを言って

あたしを　ギュウー　って　うっとうしいことをしてくる

ここんちの子になって　11年

お母ちゃんの　支えになっていることしみじみ感じ

頑張っている　自分を褒めたい　陽南なのでしたぁ

どこまでもぉって話

こんにちわんこ　黒ラブ陽南です

陽南地方でも　たくさん雪がふりました

去年の冬にタイヤ交換してもらったときに

溝を見た車屋さんが　このタイヤは今年限りだと言われ

それならば　このままノーマルには履き替えずに

冬になったら　新しいタイヤを買えばいいやと言ってたお母ちゃん

結局　

雪が降る気がしないとか言って　

冬が来ても新しいタイヤにしないままだった

最近の天気予報は当たるし

防災無線でも　雪に備えるよう言ってきて

さすがに不安になったお母ちゃん

ご近所の　親切な　イケメンさんちに市報を配るときに

明日　このタイヤでもいけると思う？って　見てもらった

ご近所の親切なイケメンさん

前と後ろをクロスで交換すれば　どうにか、、、

って

しばしの沈黙ののち　

やりましょうか？　

ええ～　いいんですかあ　って　どこまでも降り続く雪のように

ずうずうしいがとまらない　お母ちゃん

お陰様で　無事に教育長さんとの面接にも行けて

来年も　お仕事を続けることができそうだ　感謝感激雨霰

目が見えなくても　覚えてる雪　大好き

嬉しくて　ぴょんぴょん　跳ねちゃった

田んぼで　何かが横切って行った　不思議な足跡発見したり

お母ちゃんは　あたしの足跡を見て

右の後ろ脚を少し引きずっていることに気づいたみたい

来週　山口せんせに　診てもらおうねって言ってた

あたしの　リードやハーネスを作ってくれている

さんちゃんが　びっこひくな　って思って診てもらっていたのに

心配ないんじゃないって言われていたのに

結局　難しい悪性肉腫だっていうことが分かったんだって

そんな話を聞いてたから　心配性なお母ちゃんはビクビク

それにね　齢だからね

心配な時は　早めに見てもらうに限るって

お母ちゃんのために　長生きしなくちゃと思う陽南なのでしたぁ