こんにちわんこ 黒ラブ陽南です
朝のお散歩は寒いからって お洋服着せられてます
このお洋服 かわいいんだけど あたし お洋服が苦手
必ず 少し 抵抗してみますが
「あら そ じゃあ お散歩行かなくていいんね」っていう
いけずなお母ちゃんのせいで お散歩に行けず ってなったらいやなので
着ていきます
寒い朝のお散歩は いいことがあるんですよ
朝日があたると この道
枯れた草の上の朝露が お日様の光に当たると 七色に輝いて
歩くたんびに キラキラ煌めいて
まるで ダイヤ サファイア ルビー トパーズ アメシスト トルマリン。。。
とか 色々 お母ちゃんが知っているけど持っていない宝石が
ゴロゴロ落ちているみたいな 夢の道になるん
写真には写らないのね 残念
哀愁漂う 美女の後ろ姿 (^^;
この尻尾の先
ここんちの子になった 11年前より 長くなっているんよ
だってね、ここんちに来たばかりのころは
夫婦そろて アトラスお兄様のことべえ言ってて
やれ、
「アトラスのお耳は触ると 極上のビロードのようだった
それに比べて この子の耳は ラブにしやあ 小さかねえけ」とか
「アトラスのシッポは もちっと長かったいね
それに 太かったし
そんでもって ちっさな男の子を転ばしちゃうくらいの力があったいね
この子のしっぽは なんだか ラブにしちゃあ 短けえような気がしねえけえ?」だの
アトラスお兄様がこの世で一番なラブで
ってくらいなかんじなんだとか
だからね あたしは がんばって 少しずつ
三角お耳だったのを ぱたぱた動かして 大きくし
尻尾は 頑張って先っちょの毛を 伸ばしてみたん
で あるとき お父ちゃんが
「あれ、陽南ちゃんのしっぽ 少し 長くなってる?」って 気づいてくれて
「え? あれ ふんとだ ちょんぼりちょろりんなってるね」って
二人して 喜んでくれたん
いまだに 11年半前に お空組になったアトラスお兄様を 思いだしちゃあ
泣いている お母ちゃんだけど
「陽南がいるから 大丈夫
人間もわんこさんも 顔じゃないからね
陽南もかわいいよ」 って 複雑なことを言って
あたしを ギュウー って うっとうしいことをしてくる
ここんちの子になって 11年
お母ちゃんの 支えになっていることしみじみ感じ
頑張っている 自分を褒めたい 陽南なのでしたぁ