毎日陽南祭り

黒ラブ 陽南 の幸せな日々と おかんのグチも時々

先は考えない

骨肉腫で肺への転移もあったことから
余命3か月かもと思いこんでいた去年の3月

奇跡の回復のように思えるお父ちゃん

今日は昔のお仕事先から、どうしてもと請われ
1時間の道のりを自分で運転して行った

風は強く、曇り空
こんな日は、何にもできないソーラー電池のお母ちゃん
久々の一人きりの休日を、のんびり過ごしている

思い起こせば

治療開始の時の説明では
抗癌剤治療を3回して
腫瘍が小さく成れば手術をする
そうすれば
足を1本失うくらいで、命は助かるかもしれないと言われた

でも、3回抗がん剤治療が終わったころ

病巣が大きくて手術すれば足1本どころか
命までなくしてしまう恐れがあると言われた

じゃあ、どうすればいいの?

思いはジェットコースターのように
急上昇急降下を繰り返す

途方に暮れていたところ
重粒子線治療が受けられるかもしれないと
新しい治療方法を提案してもらった

重粒子では 全てを取り除くのは困難だから、
完治の望みは手術がよいと言われていたのに。

骨盤除去手術はリスクが大きく無理だから

肺の転移を手術で取り除き

重粒子かけて
病巣をできるだけ小さくして

その後は 体がもつ限り
抗がん剤治療をするしかないと言う

治療してうまくいけば2年後生存率20
治療しなければ それまて゛

さあ、どうする?って言われたって

するっきゃないじゃん。 

重粒子治療を受けて

さらに 抗癌剤治療

2回目の途中で

これ以上は腎臓が持たない
赤血球も、白血球も、血小板も輸血しても、数値が上がってこないから
ストップ

あとは、見守っていくしかない   だって


退院してから1か月。

内臓ではないからと、毎晩お酒を飲み
あちこちがいたいと言いながら
家事も 散歩もしてくれて

この頃では、以前のお勤め先にまで顔を出すようになっている。
治ったのかと 錯覚してしまう。


余命3か月から2年に延長されたとはいえ
先を考えると、途方に暮れてしまう

でも、お父ちゃんは
医療の進歩に大いなる期待をかけている

のんき?
前向き?

でもね、考えて泣いて暮らすより
今は元気(?)で 生きている!
そのことに 感謝して 毎日を大事に大切に過ごしたいんだって
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