若いときは、どきどきするくらいハンサムだったアトラス兄様は
最期までかっこよかったらしい
今日は20ヶ月めの月命日
「アトラス兄様は、お耳が大きかったし、
お目目は垂れていたんよ。
小さな子に囲まれて尻尾踏まれても
だまあって我慢していた子でね。
お耳引っ張られても、困り顔でじっとしていたの。
そのくせ、太いしっぽぶんぶん振って
小さい子を転ばしちゃったりもしたっけ。」
それに、それに、、、、、って続くおかあちゃんの思い出話。
「そうそう、あんたと同じで台所犬だったわ。」