こんにちわんこ、黒ラブ陽南です
昨日まで涼しかったのに 今日は暑いんだとか
でも あたしは 涼しく過ごしています
ただいま入院中
今朝 いつものように散歩を終えて
いつものように いい子で朝ご飯を待っていたのに
お母ちゃん いつもに増してゆっくりズム
こそこそと レンジから出した
いい匂いのするお皿を隠すように 持って
洗濯物を干してくるわとか言って お二階へ
あたしの朝ご飯を忘れているなんて
物忘れがひどいのにもほどがあるのに
干し終わって戻ったら
そのまま 忙しいふりをして掃除機をかけ始めた
でも あたしお腹空いているから余計ににおいに敏感
お母ちゃん お二階から戻ったら
お口からおいしいにおいがしてる
そういえば 昨夜 あたしの夜ご飯を食べる時間が
いつもより遅かった
その時
「明日は 陽南ちゃんだけに辛い思いはさせないからね
お母ちゃんも付き合って抜くから」とか言ってたけど
あれは どういう意味だったの
あたしの朝ごはんも お母ちゃんのご飯もないまま
お出かけの準備をしている
このところ お出かけと言えば病院なのに
なぜか 置いて行かれまいと必死になっちゃう
予約の9時半より 10分も早く到着
体重計の上で ガタガタ震えて 台もがたがた揺れて
２８．１㎏
その後 後ろ脚から血液検査
そのあと 看護師さんとお母ちゃんに二人がかりで
コロンしなさい って言われて
じたばた抵抗したけど 横向きにされ
バリカンで 毛をそって エコー
脾臓と腎臓に なにかあることが分かった
でも お齢のわんこには よく見られるものかもしれないし
これだけでははっきりしない って 先生が言ってた
その後 レントゲンを撮って
お母ちゃんが行ってしまい
あたしだけ 別の部屋に連れていかれた
そして お昼頃
点滴 って針を刺された
お母ちゃんはいないし
じっとなんかしていられないから
ぐるぐる動きン回ってたら
獣医さんがお母ちゃんに電話しているのが聴こえてきたんだけど
「血液検査の結果 腎不全とわかりました
麻酔の影響で 腎臓への負担が大きくなり
腎不全の症状が進んでしまう可能性があります
先に点滴をして 麻酔の影響を少なくしてからと思っていたのですが
陽南ちゃんが動いてしまうので 点滴ができません
明日から1週間毎日 お母さんに立ち会ってもらって
皮下点滴をして その後に手術しますか？
その間に 腫瘍が大きくなる可能性もあります
どうしますか 今日手術をしますか
1週間延ばしますか」と言ってた
電話の向こうでお母ちゃんは
腫瘍が大きくなり切る範囲が大きくなると
瞼への影響も大きくなること
今のところ肺への転移はないが
1週間後はわからないことなど を聞いて
今日手術しちゃいましょう って 決めたらしいけど
実は また 朝ご飯抜きは辛い とか思ったんじゃ無えかな
「無事に手術も終わりました
麻酔からも 割と早く目が覚めて
わんわん 騒いでいます」っていう 先生の声がする
半分眠いけど
お母ちゃんもいない知らないところで
一人でおいておかれるのは悲しい
「はい でも お母さんと会うと
帰りたくなっちゃうかもしれないから
6時まで我慢してください」と
先生が電話で言ってるのが聴こえてくる
また 少し眠い
その後 どのくらい経ったんだろう
電話が鳴って 目が覚めたら
「まだ、麻酔が完全にさめたわけではないので
持ってきてもらっても 食べれられませんよ
誤嚥とかしちゃうから お水も少し我慢です」って先生の声がした
相手はお母ちゃんだな
朝ご飯抜きだったことを思い出したけど
眠いせいか お腹が空いた感じはしない
なんだか 長いような 短いような1日を過ごしている
陽南なのでしたぁ
